比較的所得が少ない世帯・障がい者世帯・高齢者世帯に対して、経済的自立や生活意欲の助長促進、在宅福祉や社会参加の促進をはかり、安定した生活を送れるように支援するために生活福祉資金の貸付制度の相談を行っています。


　他からの融資を受けられない所得の比較的少ない世帯、家族の中に日常生活において介護が必要な高齢者（65歳以上）や身体障がい者（身体障害者手帳所持）、知的障がい者（療育手帳所持）、精神障がい者（精神障害者保健福祉手帳所持）のいる世帯の自立と安定に役立てていただくための貸付制度で、千葉県社会福祉協議会が主体で市区町村の社会福祉協議会が窓口となって運営しています。
　「総合支援資金」「福祉資金」「教育支援資金」「不動産担保型生活資金」の4種類の資金があります。この制度の特徴は、資金の貸付と民生委員・社協の生活支援とが一体となって、借受世帯の自立と安定に向けて支援を行うことにあります。

● 資金の種類

総合支援資金	失業者等、日常生活全般に困難を抱えており、生活の立て直しのために継続的な相談支援（就労支援、家計指導等）と生活費及び一時的な資金を必要とし、貸付を行うことにより自立が見込まれる既定の条件に該当する世帯を対象とします。 （1）生活支援費 生活再建までに必要な生活費 （2）住宅入居費 敷金、礼金等の住宅の入居手続きの際に必要な費用（引越し費用は一時生活再建費で貸付け。住宅支援給付の申請をしてからになります） （3）一時生活再建費 生活を再建するために一時的に必要な費用  ※いずれもハローワーク千葉南で発行される書類が必要です。
福祉資金	低所得世帯、障がい者世帯又は高齢者世帯（療養又は介護を要する高齢者が属する世帯に限る）を対象とします。 （1）福祉費 日常生活や自立した生活を送るために、一時的に必要と見込まれる費用 （2）緊急小口資金 緊急かつ一時的に生計の維持が困難になった場合に必要となる小額の費用
教育支援資金	低所得世帯の方が就学に際し必要となる資金の貸付を行っています。就学するご本人が借受人となっていただき、世帯の生計中心者が連帯借受人となっていただきます。なお、受験料などの入学決定前に必要な費用は対象となりません。 （1）教育支援費 高校、専門学校、短大、大学で就学するために必要な授業料等の費用 （2）就学支援 高校、専門学校、短大、大学に入学するために必要な入学金、制服・教材購入のための費用
不動産担保型生活資金	一定の居住用不動産を有し、将来にわたりその住居に住み続けることを希望する高齢者世帯に対し、当該不動産を担保として毎月の生活費を貸し付けます。 （1）不動産担保型生活資金 （2）要保護世帯向け不動産担保型生活資金
備考	★平成２７年４月より生活困窮者自立支援法が施行され、自立相談支援機関（大網白里市生活相談センター）に相談したうえ申請が必要となります。 ★他制度を利用できる場合は、そちらが優先となります。 ★貸付条件は資金種類によって異なります。借入申込には、資金により必要書類が異なります。 ★貸付に当たっては千葉県社会福祉協議会で審査を行います。申請内容によっては貸付に至らない場合もあります。
お問い合わせ	貸付制度に関する詳細等は、まずはお電話でご相談ください。 大網白里市社会福祉協議会 TEL.0475－72－1995

　この制度は、市社協が実施主体で運営しており、大網白里市の住民で必要な資金の融通を他の機関から受けることが困難な低所得世帯で、緊急に必要となった小額の資金を一時的に融通し、生活の安定と自立更生の促進を図るための資金貸付です。

申込み条件	申込人・連帯保証人共に本市に住民登録をし1年以上居住する65歳未満の方 （どちらかが世帯主として所有する土地及び家屋に居住すること）
備考	※それぞれ貸付要件等がありますので、貸付に至らない場合もあります。 ※連帯保証人が必要となります。 ※申請書及び添付書類受理後、審査委員会で貸付可否を決定します。
お問い合わせ	詳しくは、社会福祉協議会までお問い合わせください。 大網白里市社会福祉協議会 TEL.0475－72－1995