ホーム
→ 《 生活に必要な情報を届けています〜3つのボランティアグループが活躍》
トップ
社協ニュース
行事・研修会
福祉作業所ニュース
古切手・プルトップの使われ方
組織概要
組織概要
社協の事業
事業計画・報告
予算・決算
行事一覧
各種事業
総合相談事業
在宅福祉サービス
外出支援サービス
給食サービス
共同募金
赤い羽根共同募金
歳末たすけあい募金
災害義援金
ボランティア
ボランティアとは
ボラ連協ニュース
グループ一覧
福祉教育・福祉体験学習
福祉協力校
福祉に関する学習
支部社協
大網支部
瑞穂支部
増穂支部
白里支部
山辺支部
リンク
《
生活に必要な情報を届けています
》
特集》生活に必要な情報を届けています 〜3つのボランティアグループが活動〜
〜 声の広報誌 〜 〔 結の会 〕
福祉会館内にある録音室。この録音室を利用して、生活に欠かすことのできない情報が掲載されている毎月の広報誌をテープに録音し、視覚に障害をお持ちの方へお届けする「結の会」が活動している。
「結の会」の会員は二十七名。この社協だよりをはじめ、町広報や県民だより、議会だよりなどが発行される日に合わせ毎月三回活動している。
作成したテープは「特定録音物等郵便物」として無料で郵便局が配達してくれるので、受け取る方も気軽に利用できる。
「本来、目で見て読むものを耳で聞いて情報を伝えるのだから、いかに情報を正確に、わかりやすく伝えられるかが大切」と話し、録音前に十分に読み方の練習をしてからテープに吹き込んでいる。
「読み間違いには気を付けています。特に人名や地名は難しいですから」と練習だけでは解決することのできないと思うようなケースは、発行元にルビ付きの原稿を依頼するなどし、一本のテープを仕上げることに努力を惜しまない。
「読み方ひとつで情報の伝わり方が違ってしまう。表現の仕方がとても難しい」「読み手によって声質も違いますから」というメンバーの声を聞き、いかに普段からの練習が大切なのか、いかに聞く方の立場に立って、わかりやすく伝えられるか、常に勉強を重ね自分たちの朗読技術の向上に努めている姿勢が伝わってきた。
また、テープの録音だけではなく、社会福祉協議会の事業にも様々な形で参加しており、先日行われた「福祉講演会」では、日頃の朗読活動で培っている声を、歌集の朗読という形で活かしてくれた。
〜 良い本の感動をあなたにも 〜 〔 エコーライブラリー白里リーディングスタジオ 〕
白里公民館を拠点とし、様々な書籍などの音訳を行っている「エコーライブラリー白里リーディングスタジオ」。会員は十三名。利用者から「この本を読んでほしい」「このような情報をテープにできますか」など、寄せられる様々な要望に応じて、大切な情報を網羅した録音テープ作りを行っている。
現在は、会員を四グループに分け、年に四回の情報テープを作成している。
自分たちの活動内容について、会員で毎年話し合いを行い、活動の方向性を見出していく。現在のようなひとりひとりの要望に合わせた活動も、昨年度大きく改革したものだ。「どのくらいの人が録音テープを必要としているか。世の中が便利になって、今はあまり必要とされていないのかもしれない」「もっと個人に目を向けて、私たちの力を必要としている方のための地道な活動がしたい」「途中まで聞いただけで、返ってきてしまうテープもあった」との会員の声から、それまでの定期的な活動から、現在のようなその時々の要望に応じた活動になった。
「人によって求めているものが当然違いますから、なるべくそれに応えられるような活動をしていきたい。それには自分たちの活動を常に見直し、発展させていかなくては」と話す。さらなる向上心と、利用者の要望に目を向けた姿勢が、このグループの大きな柱だ。
また、利用者からはこの活動を続けてほしいとの声もあり、こうして作り上げられた情報テープが、大切な情報源として利用されている。
〜 点字のあたたかさ 〜 〔 点字グループ 〕
「点字グループ」は五人グループ。月二回、福祉会館で活動している。
「バスの時刻表を作ってほしい」「カレンダーは作れないか」など点字を必要としている方からの様々な要望に対して、点訳サービスを行っている。
活動していくうえで「町内に点字を必要としている方がどのくらいいるかわからない」「世の中が便利になり、パソコンで点字を打てるので、手作業の点字の必要性が薄れてきている」などの課題もある。
パソコンをはじめ様々な機器の発達により、このようなボランティアへのニーズは変化している。長い間ずっと点字を利用してきた方は機械で打った点字より、手作業で打った点字に親しみを感じているのではないか。
「点字でなくてはできないこと、点字でなければならない活動をしていきたい」と語るとおり、手で打つ点字からはあたたかさが伝わってくる。これが点字グループの原点ともいうべきものである。
「常に勉強。ボランティア活動が結局は自分のためにもなっている。おもしろいと思わなければ続けていけない」今後の活動に対する熱意も溢れていた。
また最近では、選挙の場でも活躍している。選挙会場に掲示される候補者の名前を点訳したものを作ることにより、視覚障害をお持ちの方も、安心して投票に行くことができる。投票用紙が薄く、点字を打つのに適さないことなど課題もあるが、今後も継続して協力していくとのこと。
〜 技術を次の世代に伝えたい 〜
広報誌、書籍の音訳や点字などは、社会の変化とともに、だんだんその技術の必要性が薄れてきてしまっている。
IT技術の発達により、パソコンで記事を声にして読みあげてくれるソフトができたり、点字プリンタなどの機材によって、人の手ではなく機械で点字を打つことができるようになったり・・・。
このような背景の中、ボランティアグループは、日頃の活動や福祉教育などを通して、その技術を若い世代に伝え、将来に継承していくことや、機械ではなく人の手によるサービスの提供を大切にして活動に取り組んでいる。