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2月2日(土)、茨城県高萩市の草間吉夫市長を講師に迎え、社会福祉協議会主催の福祉講演会を開催しました。
当日は、町内外から大勢の人が集まり、立ったまま聴く人もいました。
草間市長は高萩市社会福祉協議会の会長でもあり、平成十八年に高萩市山手地区社会福祉協議会と本会増穂支部が本町で交流会を行ったことが縁となり、今回の講演会となりました。
草間市長は家庭の事情により生後三日で乳児院に預けられ、その後高校卒業までを児童養護施設で過ごした後に大学を卒業し、就職後、三十九才の若さで高萩市長に当選、その間、苦労の中にも運に恵まれた半生をユーモアを交えながら語ってくれました。
幼い頃の「なんで俺だけ」の呪縛、少年時代「学園の子」と呼ばれ傷つけられた苦い思い出。
家族がいるかのように偽り続けてきた大学時代や、その後、児童養護施設への就職、仕事を通しての矛盾やもどかしさ等、様々な経験を経て、「日本の福祉を変えるためには政治家になるしかない」と強い意志を抱き、地元へ戻り政治家になる決意をしたこと。
そのために、松下政経塾に三年計画で入塾。長い間施設出身であることをコンプレックスに思っていたが、それが逆に目にとまり、七十倍の難関を突破し合格。それが初めて自分の生い立ちがプラスになったことなどを明かしてくれました。
当時、養護施設の園長が様々な場面で自分を支えてくれたこと、また、それに対する感謝の気持ちを忘れずに今を生きていること。施設でのいろいろなエピソードの中で、「“感謝”することと“運”がつながっている」と話し、自分の人生は「運が悪かった」のではなく「運が良かった」と振り返りました。
決して輝かしいレールを歩んできたのではなく、挫折もした紆余曲折の人生だったことを赤裸々に語る草間市長の話は、会場の皆さんを惹きつけました。
自らのことを明るく話す草間市長の話に「最近“もうだめだ”と思うようになっていた自分を恥ずかしく思う」「縁を大切にしていきたい」「大変な人生を過ごしたのに、明るい前向きな考え方に非常に感動した」という感想が寄せられました。
「血縁に薄くとも、まわりの人たちの縁に恵まれてきたのが、私の半生だったといえる」
「人を前向きに導いていくのは夢だ、夢は人生の水先案内人だ、だから夢を持って、それに向かって努力しよう」
人の縁を大切にし、夢の実現に向けて努力すること、草間市長の言葉は、来場した人たちの胸に熱く響きました。
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